今回の現場の屋根材は『陣ヶ峰瓦』と『安田瓦』の複合屋根です。
築年数から想像するに当時、焼き瓦がまだ高価な時に屋根屋さん
が現場で余った瓦を併用して作った屋根かも知れません。
瓦そのものの焼き狂いと平瓦を固定する銅線が切れて、平部の瓦が
かなり暴れていました。
既存の瓦・瓦桟を撤去したところです。
今回は下地の垂木サイズも細いこともあり5.5㎜の耐水ベニア
で野地板を補強しました。
木下地の工事が終わったら防水下葺き材を張り、平瓦を固定する
防腐水抜き瓦桟を施工します。
すぐ真下が歩道で通行する方も多く、落雪対策として『雪止め瓦』
もしっかりと施工させていただきました。
棟瓦もすっきりと綺麗に収まりました。
この度は弊社をご用命頂きましてありがとうございました。