今回の現場の屋根材は『安田瓦』です。
※厳密にいうと昔、某瓦メーカーで作られた『安田瓦風焼き瓦』です。
この瓦の特徴は一見、安田瓦と変わりなく見えますが経年変化で
カメの甲羅の様にヒビが入ってきます(写真)。やがては剥離を起こし、雨が漏りやすく
なります。今回のお客様はその理由から三州和瓦に揚げ替える事にしました。
瓦を剥ぎ下ろしているところです。
瓦を剥ぎ終わったところです。
写真が無くて済みません(汗)瓦を剥ぎ下ろしたら、薄べニアで屋根下地を
補強し、防水下葺き材を張ってから防腐水抜き瓦桟を施工します。
こちらは『谷ステンレス』の施工が終わったところです。
屋根瓦も上がりました。
平瓦を葺き終わると最終工程の『棟瓦葺き』です。
こちらは『大面』といって棟瓦を積み上げる土台を作っているところです。
大面が出来上がると『熨斗瓦』を一段一段積み上げていきます。
熨斗瓦が三段目まで積み上がりました。
こちらは二階屋根の工事が終わったところです。
経の巻鬼と立浪ダルマ台のデザインもばっちり決まっています。
こちらは下屋根の完成写真です。
鬼際の冠瓦が反り上がっていますが、『捨て熨斗』という瓦を使って
カッコよくしてみました。
こちらは下屋根の谷部分の完成写真です。
この度は弊社をご用命頂きましてありがとうございました。