この度は、現場調査のご依頼を受け、揚がっている屋根材の劣化状態からシングル屋根材「オークリッジスーパー」への葺き替え工事をご提案させていただきました 👨🏻💻
(そもそも葺き替え工事とは・・・?😕)
既存の屋根材を取り外して新しい屋根材を設置する工事です!
葺き替え工事は屋根下地も取り替え屋根を全面的に修繕するため
屋根自体の機能性を向上させることができます☝🏻⭐
また今回の既存瓦は【安田瓦の49枚判】と呼ばれるもので1坪(3.3㎡)当たり49枚収まるサイズの物を指します🏠
安田瓦は49枚判→56枚判→53枚判(現行版)と改良が加えられ、49枚判安田瓦の中だと最古の瓦なのです!
そして今回行う瓦屋根からオークリッジスーパーへ葺き替える事で屋根の重量が1/4にもなり、軽量化になり家屋の耐震性がUPします!
それでは早速工事の流れを見ていきましょう!👀
写真①
写真②
写真③
写真④
写真①~③を見ると瓦の筋がずれており、中には割れているものを見受けられます。棟部も積んであったモルタルが劣化により崩れ棟が歪んでいる事がわかります🧐💧
写真④は瓦と瓦が重なる部分を写したものです。
見ると瓦が劣化によりねじれが生じ、瓦と瓦の隙間が空いている事がわかります。
このような状況を見る限り今すぐにでも葺き替えなければならないと判断しこの度葺き替え工事を提案させて頂きました。
写真⑤
瓦を剥ぎ下地の木羽を写したものです。(写真⑤)
見ると木羽も水分を含んでおり、雨水が瓦との隙間から侵入していたことが見て分かります、、、
写真⑥
こちらは下地の木羽を剥いだ際の写真です💪🏻(写真⑥)
写真⑦
ザラ板下地の上から構造用合板と呼ばれる12.00㎜厚のベニア板を張って屋根下地を作り野地板を補強していきます!(写真⑦)
写真⑧
合板の上から下葺き材を敷設していきます。(写真⑦)
弊社ではゴムアスファルトルーフィングと呼ばれる下葺き材を標準仕様として使用しております。
ゴムアスファルトルーフィングは耐久性やシール性などが優れており、
下葺き材の中でも優良な下葺き材です!😯✨
写真⑨
下葺き材を敷いた上からオークリッジスーパーの本体と並行して雪止めも設置していきます!(写真⑨)
棟部には同質棟部材(ヒップ&リッジ)を被せて葺き、工事の完成です🌼
本工事ではエステートグレーと呼ばれるお色で施工致しました🦡🩶
モダンシックで落ち着いた気品のある雰囲気をもたらしてくれます。
既存が瓦屋根である和風な住宅にも合うお色です!
この度は弊社を任命頂きありがとうございました🙇🏻♀️