今回の現場の屋根材は『セメント系平板瓦』です。
太陽光モジュールを取り付けて数年経ったお宅で雨漏りが出たとの
事で修理に行ってきました。
原因は単純に瓦の破損でした。
こちらも瓦が破損しているところの写真です。
支持金具の立ち上がり部分の『瓦の欠き込み』がされていないのが
原因でした。
支持金具を固定するための『ベース合板』もボロボロになっていました。
これでは太陽光モジュールの滑落事故の原因になってしまいます。
新しくベース合板を設置しているところです。
支持金具の固定が終わりました。
横から見るとこんな感じです。
雪国での太陽光発電システムを施工する場合、写真の様な処理が
とても重要になってきます。
こちらは新たに補強ラックを組み上げた写真です。
こちらも新たに縦ラックを設置しているところです。
こうする事により、瓦に掛かる負荷を軽減することが出来ます。
隅棟瓦の破損もありましたので修理させて頂きました。
太陽光モジュールを復旧して工事が完了しました。
昨今は太陽光モジュールの施工業者さんが多様化しておりますが、
やっぱり『屋根の専門家』が施工するのが一番であると考えます。
特に今回の様な特殊屋根材においては尚更です。
この度は弊社をご用命頂きましてありがとうございました。