この度は、横葺きの板金屋根にてアングル雪止め増設工事のご依頼を頂きました。
横葺き板金のアングル雪止めの増設工事を行う場合
従来の施工方法だと
【横葺き板金剥ぎ→雪止め設置→新規の横葺き板金にて復旧】
と言った流れになります。
①屋根材の解体工事
②アングル雪止め設置工事
③屋根材を復旧する工事
①~③を含めるとかなりの工事コストがかかってしまいます。
そこで弊社は独自の施工方法を生み出しそれを標準としております。
その方法とは既存屋根を剥がずに雪止めを設置するという内容です
それでは工事の流れを見ていきましょう。
写真①
既存の屋根の状況です。(写真①)
写真②
写真③
既存の屋根材の上から屋ネットを支持するため金具を打ちます。(写真②)(写真③)
写真④
写真⑤
ビス穴から雨が漏れぬように、プライマー塗料を塗った上(写真④)から十分コーキングをします。(写真⑤)
(プライマー塗料とは、コーキングと金具をしっかりとくっ付ける塗料です。)
写真⑥
コーキングを塗りあげた後に金具自体にカバーをします。(写真⑥)
そうする事で十分な防水効果が得られ雨漏れを起こす心配がありません
写真⑦
固定した金具に帯板バンドと呼ばれるステンレス製のバンドを固定し、固定したバンドにアングルを吊るします。(写真⑦)
以上で、工事完了です!
以上の施工方法は屋根材を剥がさず、施工が可能であるためローコストで工期も半日で完了します。
雪止めの相談はルーフデザインまでお気軽にお問い合わせください!
この度は弊社をご任命頂き誠にありがとうございました。