今回の現場の屋根材は『安田瓦49判』という瓦です。
49判とは1.0坪に49枚の瓦を使う事を指し、地元安田瓦では
かなり古い型になります。
写真の様に棟瓦も劣化し、平面の所々からも雨漏りしていたので全面
揚げ替え工事をすることになりました。
既存瓦を剥いでいるところです。
写真のように『箕の甲』の付け根部分がかなり痛んでいました。
また『箕の甲』の付け根部分も痛んでいました。
箕の甲屋根が故障しやすいと言われる由縁です。
既存瓦を剥ぎ終わり、痛んでいる野地板は補強修理します。
その上から平瓦の尻下がりを防止するために薄べニアを張って
屋根の不陸を整えます。
木下地工事が終わったら防水下葺き材を張っていきます。
こちらも防水下葺き工事をしている写真です。
平瓦を固定するための防腐水抜き瓦桟を施工していきます。
瓦材料の荷揚げ作業をしているところです。
平瓦をふいているところです。
こちらも平瓦を葺いているところです。
箕の甲部分の唐草瓦を固定しているところです。
箕の甲部分の平葺き工事が終わりました。
箕の甲部分の『風切り丸瓦』を固定するための防腐垂木を固定していきます。
左部分に見える瓦の破片は『降り棟瓦』の下の水抜き効果を目的として施工
しています。
降り棟瓦を積み上げているところです。
こちらは隅棟瓦を積み上げているところです。
隅棟瓦と降り棟瓦の施工が終わりました。
こちらは本棟瓦を積み上げているところです。
今回は冠瓦共七段で施工する予定です。
だんだん形になってきました。
あとは降り棟瓦を本棟瓦と結んで完成となります。
それにしても長い棟瓦です(汗)
箕の甲部分の屋根工事が完成しました。
こちらは玄関の屋根工事が完成したところです。
玄関屋根を側面から見た完成写真です。
下屋根の壁周りの工事が完成したところです。
以上で工事完成となります。
それにしても和瓦は美しいです。
この度は弊社をご用命頂きましてありがとうございました。