今回の現場の屋根材は『安田瓦49判』という瓦です。
この度、カナディアンソーラーの太陽光発電を揚げる事になったのですが、
銅線で一枚一枚繋ぐ『つなぎ瓦』の対応が出来ない点と、野地板の広小舞
の間隔が広すぎる問題点でご相談を頂きました。
こちらが小屋裏から見た野地板(広小舞)の写真です。
ここで我々が2013年に佐渡ヶ島の現場にて施工させて頂いた
『瓦とオークリッジプロの併用型』の工法でご提案したところ、
ご契約を頂くことになりました。
この工法は屋根工事を太陽光発電システムの設置範囲に限定する事が出来、
コスト面を大幅に減らす事が出来ます。
それでは早速、瓦を剥いでいきましょう!!
写真でポーズを決めているのは早津君です。
今日の日当は要らないみたいです(笑)
瓦を剥いでいるところです。
既存の瓦・瓦桟を撤去して清掃が終わったら12.0㎜のコンパネ
板を張っていきます。
木下地の工事が終わったら防水下葺き材を張っていきます。
防水下葺き工事が終わったらオークリッジプロと瓦の境目に
『捨て水切り板金』を施工します。
捨て水切り板金の施工が終わりました。
新しく袖瓦を葺いて取り合い部の工事が完成しました。
捨て板金の立ち上がり部と袖瓦の垂れ部が重なり、ゴミ詰まり等にも
安心です。
オークリッジプロの本体葺きが完成しました。水上側に見える
黒いものは『シーラーテープ』といって軒瓦を復旧した後に、
逆水が差し込まない事を目的に施工します。
軒瓦を復旧して工事が完成しました。
あとは太陽光発電システム(7.2Kw)の材料の入荷待ちです。
5月20日あたりに工事予定ですので、またご報告致します。
この度は弊社をご用命頂きましてありがとうございました。
PS:真っ黒に顔が汚れた早津君です。
彼、自分の顔が汚れている事に全く気が付かなかった様です。
もちろん今日の日当はお支払いしますよ!!(笑)