今回の現場の屋根材は『高圧セメントS型瓦』です。
緩勾配用のセメント瓦として新潟では古くから使われている瓦です。
あちこちと雨漏りが出ている事と、瓦も古くなり将来的な塗装メンテナンスを
考えた結果、『セネター』で揚げ替えのご注文を頂きました。
早速、瓦を剥いでみるとかなり下地が傷んでいました。
表から見て瓦は問題なさそうに見えても、下地がこの様に傷んでいる
ケースはよくある事です。塗装メンテナンスをお考えの場合、瓦の
専門家に不具合等の点検を依頼することをお勧めします。
こちらは12.0mmのコンパネ板で下地を補強しているところです。
コンパネ下地が完了したら防水下葺き材を張っていきます。
こちらは本体を葺いているところです。
ステンレス製の雪止め金具を設置しているところです。
変形谷板金の設置が終わったところです。
袖メタルと本棟メタルを取り付けたところです。
袖メタルと本棟メタルの納まりです。
工事が完成しました。瓦の様な重厚感のあるデザインと軽さ(一般的な瓦の1/8)が
特徴です。また、メーカー保証が30年付きますので安心です。
この度は弊社をご用命頂きましてありがとうございました。